グランプリ2019 第６戦ＮＨＫ杯

羽生が２戦連続３００点超え。２位に５０点以上の差をつける圧勝でした。
羽生、エイモズがファイナル進出を決めました。
山本、島田両名は複数のミスが出てしまいました。

羽生はただ一人１００点超えです。
島田は４回転とステップで転倒してしまいました。
山本は４回転サルコウは決めましたが、トーループがダブルになってノーカンです。

羽生は２本目の４回転トーループが抜けてしまいましたが、その後に４回転トーループ＋３回転トーループ、トリプルアクセル＋オイラー＋トリプルサルコウを跳んでリカバリーをしました。
山本はＳＰと違ってサルコウが抜けてしまいました。
島田は４回転トーループで転倒した後、２本目を回避しましたが点数を伸ばせませんでした。

コストルナヤが優勝し、６戦全部をロシアのシニアデビュー組３人が独占するという結果になりました。
紀平はルッツを抜いているとはいえ、ミスらしいミスがなかったのにこの点差を付けられてしまいました。
横井はフリーでの追い上げが見事でした。
山下は１戦目とは見違える出来でした。

コストルナヤは世界最高得点更新です。
紀平はジャンプ構成もコストルナヤより低かったですが、各要素のGOEも及びませんでした。
山下は全てのジャンプに成功しました。
横井は冒頭をコンビネーションに出来ませんでしたが、後半でリカバリーしました。

紀平はガッツポーズが出る会心の演技でしたが、トリプルアクセル１本が回転不足になったコストルナヤに及びませんでした。
横井は抜けたジャンプが２本。それに付随してダブルトーループが『オダ』りました。
山下はＳＰに続いて全てのジャンプを予定通り跳びました。

８月に結成したばかりの三浦・木原組が素晴らしい結果を残しました。この合計得点は３月の世界選手権と比較すると１０位前後です。本当に凄いです。初めての国際大会で世界選手権のミニマムをクリアしました。

三浦・木原組はレベルこそ取り切れなかった部分はありますが、全ての要素でプラスのGOEをもらいました。

三浦・木原組は２回目のスロージャンプで転倒しましたが、それ以外の要素は全てプラス評価です。ツイストリフト以外はレベル４を取れています。