グランプリ2019 第２戦 スケートカナダ

羽生結弦が今季世界最高得点で優勝しました。１位と２位の点差はＧＰＳ史上最大だと思います。
田中刑事はフリーで順位を上げ３年ぶりに表彰台に上がりました。

２０点以上の差をつけて羽生結弦がトップに立ちました。トリプルアクセルで満点が付いています。
田中は予定していたジャンプ２つにおいて回転数が１つずつ少なくなるミスがあってこの点数に留まりました。

台落ちとなってしまったプルキネンも含めて上位４名がパーソナルベスト、シーズンベストを更新する白熱した表彰台争いとなりました。一人別格な人がいますけど。
羽生は4T+1Eu+3Fを世界初成功させました。

先週のシェルバコワに続いてトゥルソワがＧＰＳデビュー戦で初優勝を飾りました。しかも世界最高得点を更新しました。
本田は大会数日前に現地で交通事故に遭い怪我をしました。棄権も考えられる状況で出場してこの結果です。

紀平はルッツを抜く構成ながら世界最高得点に迫る点数を出しました。
ユ・ヨンはトリプルアクセルを成功させました。

トゥルソワは予定していた４回のうち３回の４回転を成功させました。
予定、実施共に技術点でトゥルソワを上回ったのは羽生結弦だけです。
紀平はルッツ抜き、トリプルアクセルが１つステップアウトという内容としては良い点数だと思います。しかし３つも４回転を決められるとどうしようもありません。
メドベデワはＳＰでジャンプを全部ミスしてしまったのが響いて表彰台に届きませんでした。
本田はルッツを抜く構成に変えてまとめました。